かつて、医療に携わる人々にとって薬品の1つであるハーブを使用することは必須で、その中にアラビアの錬金術師が発明した蒸留して使うという方法がありました。その方法が今のヨーロッパに持ち込まれると、ラテン語が読める人たちの間(有識者という意味です)で蒸留器を持つことは一種のステイタスであったそうです。
そして自身でハーブを蒸留しフラワーウォーターを作成し使っていたのです。
精油の効能が認められ使われたずっと以前のお話です。
フラワーウォーター(ハーブウォーター)も有効な効能があります。
実際に蒸留体験をしていただき、蒸留するには少々時間がかかるので、その間にその効能をお話します。
大地に生きるハーブとより上手にお付き合いするために。
担当:岸 延江(IFA認定アロマセラピスト)
参考文献:ハーブウォーターの世界(井上重治著:フレグランスジャーナル社)